数字によってではなく、
異なる尺度を用いた壁掛け時計
数字によってではなく、異なる尺度を用いた壁掛け時計のシリーズ。
いずれも、時刻を伝えると同時に、時の流れを様々なカンカクで体感できることを考えたデザイン。
タンポポの綿毛の本数によって
時刻を伝える
数字の代わりにタンポポ(= dandelion)の綿毛の本数によって時刻を伝える掛け時計です。綿毛がふわふわと風に舞い散るように、流れ続ける時を表現しています。
ひとつの直線を分割する数によって
時刻を伝える
1日を通じて徐々に時が刻まれていく様子を表す。
原子の電子配置をモチーフに
電子の数によって時刻を伝える
原子を中心に電子が球体の軌跡を描きながら飛び回っている様子と、地球が回転しながら時間が流れていく様子をリンクさせたデザイン。
ディテールまでこだわり抜かれた
デザイン
シルク印刷の限界とされる本体枠の際から8mmの場所まで印刷することによって、時計盤面いっぱいに綿毛が舞い散るイメージを再現しています。また、樹脂枠の肉厚を通常よりも厚い4mmにし、適度な重量を持たせることで、心地よい重さを感じます。カラーバリエーションは、アースカラーの落ち着いた色合いが、優しい印象を与えてくれます。
すこしずつ「間違っている」
3種の鳩時計
三角屋根のスタンダードな鳩時計をベースに、それぞれに変化を加えた3種類からなる鳩時計のコレクション。
01. bookend
文字盤がふたつに割れることでブックエンドとして使える鳩時計。時計と本が仲良く棚の上で共存するカタチ。
02. tilt
鳩と文字盤の向きを斜めにすることで、時計自体を斜めに置いて使うと気づくデザイン。内部機構のうち重量が大きい部品などを片側に寄せた配置にすることでバランスが保たれる。
03. dent
四角い箱から鳩時計がくり抜かれたような、シルエットが凹んだ鳩時計。側面に空いた小さな穴から、鳩が横方向に顔を覗かせる。