kehai

少し曖昧な時の気配をカタチにした時計

建築から箸置きまで⽣活に関わる全てのデザインを⼿がける、デザイナー⼩泉誠⽒により2004年にデザインされた「kehai」。
新たなカラーバリエーションで復刻しました。

時刻を知るのではなく
時の変化を感じる

ぼんやりと⾒える針の動きが半透明のガラス越しに曖昧な時の気配を柔らかく伝えてくれます。秒針の⾚い点がゆっくりと回る様はまるでオブジェのようです。薄く繊細ながら強靭なアルミ枠体は鋳造の技術が活かされ、その製造を⾼⽥製作所がおこなっています。

新たに吟味された
カラーバリエーション

オブジェのような不思議な魅⼒を持つ「kehai」は、「漆喰」「⽊・⼟壁」「コンクリート」の3⾊展開です。⾊は空間に馴染み、より気配として佇む仕様になっています。
形や⾊の異なる針が、近づき、重なり、離れ、枠の中でさまざまな図形が⽣み出され、刻々と変化する表情が魅⼒が唯⼀無⼆の時計です。

- Designerʼs message -

時計の存在が嫌なときがある。
そして時間の存在も……。
だから少しは曖昧な時の気配がちょうど良い。

⼩泉誠





Line up

小泉 誠 Makoto Koizumi

家具デザイナー
デザイナー原兆英と原成光に師事。1990年Koizumi Studio設立。2003年にデザインを伝える場として「こいずみ道具店」を開設。建築から箸置きまで生活に関わる全てのデザインを手がけ、現在は日本全国のものづくりの現場を駆け回り地域との恊働を続けている。2015年には「一般社団法人わざわ座」を立ち上げ、手仕事の復権を目指す活動を開始。武蔵野美術大学名誉教授。2012年毎日デザイン賞受賞。2015年日本クラフト展大賞。