空間にシャープな印象を与える
アルミニウムクロック
Edge Clockは砂型鋳造アルミのプロダクトとして、素材の魅力を最大限に引き出すことをコンセプトにした時計です。
鋳肌にサンドブラストされた表情は、例えばコンクリート打放しなどのような強い素材感をもった壁面に掛けても見劣りのしないプロダクトに仕上がりました。
誤差やごまかしが許されない
鋳物造形の高い技術
鋳物には抜け勾配が不可欠ですが、この垂直に立ち上がった指標を含むデザインは抜け勾配があると成立しないと思われ、またフラットで、大きな表面は湯流れによる地肌荒れが懸念されました。
基本となる原型の作成は、試行錯誤の連続となりました。最終的に表面精度の高い樹脂の塊をくりぬく方法で、シャープなエッジをできるかぎり生かした原型を作成することができました。
エッジの端面を磨き
鋳肌とのコントラストを与える
仕上げ加工を工夫することで、一体成型のボディに二つの異なる質感が生まれました。マットなサンドブラスト仕上げを施した後、エッジに磨きを加えることで奥行きのある表情に仕上がっています。
富山県高岡市の地場産業として
発達した砂型鋳造の技術をインテリアに
商品名「Edge Clock」の「Edge」には、「鋭さ」のほかに「熱意」という意味もあります。デザイナーと職人のもの作りに対する熱意と情熱によって完成したEdge Clockは、長く愛着を持てるインテリアの一員となること間違いなしです。