背景と調和する時計
壁掛け時計の後ろに存在する多様な壁との調和を目指し素材を探求。
通常はインテリアの装飾材として使われる「無機質系人造木材」に着目しました。
光によって変化する
表情が魅力的
彫り込まれた文字が落とす立体的な陰影と、表面に小さなつぶつぶができる梨地塗装により、シンプルな中にも深みのあるプロダクトに仕上げられています。この深く彫り込まれた溝と表面のテクスチャが、周囲の光環境に応じてより表情豊かに、軽やかに空間を演出します。
一本のドリルだけで完結する加工
NC加工という手法を活用し直径5mmのドリル一本で加工を完結。単純な円と線の組み合わせによるシンプルで美しい構成を追求しています。また、文字板から数字の一部がはみ出すようなレイアウトにすることで削ったエッジの表情も感じられるようにデザインされています。
文字盤はアラビア数字、
ローマ数字、ラインの3タイプ。
それぞれ、サイズはφ240とφ305の2展開。文字盤のデザインは、一筆書きのバランスを追求したアラビア数字タイプ、直線の加工をつきつめたローマ数字タイプ、外に向かって溝の深さを変化させたラインタイプ。
同じシリーズといえど、文字盤の種類によって変わる見え方に選ぶ楽しさが生まれます。
Line up
CARVED φ240
CARVED φ305
CARVED Series
寺田尚樹氏デザインによる
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