THOMSON
LC10-26 NT / ナチュラル
THOMSON
LC10-26 NT / ナチュラル
元々タンバリンの枠として作られていた丸いプライウッドの時計枠と同様に、文字盤や時計の針にもすべて木の板を使用し、木の表情によって時を伝えることを意図してデザインされた壁掛け時計です。
紙や木材の抜き加工に使用されるトムソン型という抜き型で数字をくり抜いたような、柔らかい数字の形の中に落ちる影が、数字を立体的に浮き上がらせることで時計としての大切な機能、視認性の良さを生んでいます。
紙や木材の抜き加工に使用されるトムソン型という抜き型で数字をくり抜いたような、柔らかい数字の形の中に落ちる影が、数字を立体的に浮き上がらせることで時計としての大切な機能、視認性の良さを生んでいます。
奈良 雄一 / YUICHI NARA
1977年東京生まれ。1999年横浜国立大学建設学科卒業。2000年渡伊。ヴェネツィアでガラス工房、建築事務所勤務を経てデザイン活動を始める。2006年ヴェネツィア建築大学卒業。旅行で訪れた能登の自然と生活の豊かさに触れて帰国を決意。能登島に移住する。2007年能登デザイン室を設立。ローカルな素材や技術を学んで活かし、日々の暮らしを豊かにするデザインを心がけている。デザイン活動の傍ら不耕起地の田圃を借りて米づくりも行なっている。