CUCU

暮らしに静かなリズムを刻むカッコー時計

小川のせせらぎとともに響く、愛らしいカッコーの鳴き声。
「CUCU」は、レムノスが初めて手がけたカッコー時計です。発売から15年以上にわたり作り続けられ、現在も定番モデルとして多くの方に愛されています。

巣箱のような、
素朴で親しみのあるかたち

CUCUのデザインモチーフは、森の中に佇む小さな巣箱。
カッコー時計の伝統的な要素を受け継ぎながらも、日本の住空間に自然と馴染むよう、余計な装飾を削ぎ落としたシンプルな造形に仕上げました。
壁に掛けても、棚やチェストの上に置いても美しく収まる佇まい。主張しすぎることなく、空間の一部として静かに寄り添います。

豊かに育っていく
無垢材ならではの風合い

素材には無垢のクリ材を使用しています。
木目の美しさを活かしたナチュラルと、深みのある色合いのチャコール。どちらもオイルフィニッシュで丁寧に仕上げられています。
木は時間とともに少しずつ表情を変えながら育っていきます。手に触れたときのやわらかな質感や、使い込むことで深まる風合いは、無垢材ならではの魅力です。
ひとつの時計を長く使い続けるほどに、住まいとともに歴史を刻んでいきます。

長く寄り添う時計であるために

CUCUは、長く使うことを前提に設計されています。
木は湿度や環境によってわずかに変化が生まれる素材です。それを欠点ではなく自然な変化として受け入れながら、必要に応じて修理や調整を行い、使い続けていく。実際にデザイナーの奈良雄一氏自身も、開発当時の試作品を15年以上にわたり使い続けています。
使い捨てるのではなく、手をかけながら長く使うことで暮らしに寄り添い続ける道具であってほしいと考えています。CUCUには、そんなレムノスのものづくりへの思いが込められています。

使い続けられる時計として
現代の暮らしに寄り添う機能

CUCUには、日々の生活を快適にするための機能も備わっています。
・ライトセンサー機能
・音量2段階調整
部屋が暗くなると自動的に鳴き声を止めるため、就寝中に音が気になることはありません。

CUCUは、掛けても置いても使える設計です。壁に固定される「時計」ではなく、住まいの変化に合わせて居場所を変えられる道具でありたい、という考えがその背景にあります。

Line up

開発にまつわるストーリーをご覧ください。

Story Vol.30

レムノスとして初めて取り組んだ
カッコー時計、「CUCU」

ストーリーを読む

奈良 雄一 Yuichi Nara

1977年東京生まれ。1999年横浜国立大学建設学科卒業。2000年渡伊。ヴェネツィアでガラス工房、建築事務所勤務を経てデザイン活動を始める。2006年ヴェネツィア建築大学卒業。旅行で訪れた能登の自然と生活の豊かさに触れて帰国を決意。能登島に移住する。2007年能登デザイン室を設立。ローカルな素材や技術を学んで活かし、日々の暮らしを豊かにするデザインを心がけている。デザイン活動の傍ら不耕起地の田圃を借りて米づくりも行なっている。

http://www.notodesign.jp/